双子葉?単子葉?

 あまり役に立たない話ですが、双子葉植物と単子葉植物の簡単な見分けを書いてみます。
 下にあげた二枚の図を見て下さい(下手な図でごめんなさい。適当な写真がなかったので、マウスで描いたんです(^_^;)。かなり印象が 違うと思います。
たいていの双子葉植物、単子葉植物に見られる葉の特徴を描いてみたのですが、どちらがどちらか判るでしょうか?

左が双子葉、右が単子葉です。
単子葉植物の葉は、図にあげたもののように「数本の葉脈が平行しているだけで単純」「鋸歯らしい鋸歯がなく、葉の縁はつるんとしているか、せいぜい波打っている程度」のものが多いです。
対して、多くの双子葉植物は、「葉脈は枝分かれしており、複雑」「鋸歯を持つ」という特徴を持っています。

 とはいっても、単子葉植物でもサトイモの類(余談ですが、ミズバショウもサトイモ科です)とか、ミョウガの類は枝分かれする葉脈を持っていますし、双子葉植物でもリンドウの類などは平行な葉脈、鋸歯のない葉をもっているので、気持ち程度の話ですけどね(^^;
知らない植物を見たとき、双子葉か単子葉か判る程度じゃ、あまり絵合わせの助けにはならないでしょうし。
(図鑑を総当たりで調べる気があるのなら、調べるところがだいぶ減りますけどね(^_^;)
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