- 1.検索能力に優れる
この図鑑には検索表がついていて、全く知らない植物でも1から検索出来る(ちょうど、検索エンジンで条件を絞り込んで行くような感じで検索可能)。そのためには、「羽状複葉」だとか、「対生」だといった専門用語をある程度覚える必要があるが、各用語の説明は図入りでちゃんと載っているから、覚えたくなければ覚えなくてもいい。この図鑑の最大の利点はここだと思う。
- 2.載っている植物の種類が豊富
『日本の野生植物』と着いているくらいだから、相当な種類を網羅している。しかしこれは、「同じようなものがいくつもあるせいで、どれだか判らずパニクりやすい」という欠点にもなるのだけど・・・。
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- 1.必要最低限の事しか書いていない
豆知識的なことは全くと言っていいほどなし。学術目的に使用するのならともかく、興味を惹くような文では・・・(思い出してみると、この「あまりにも素っ気なさ過ぎる」がきっかけで、『植物よもやま話』始めたんだった)
- 2.写真が悪い
はっきり言って終わってます。しかも、植物1種類に対し1枚。改訂前の記事にこれを書かなかったのは僕の完全なミス。検索を進めていっていざ写真を見てみると、「ホントにコレか?」と首を傾げたくなるものがかなり多い。
- 3.値段が高い!
僕としては、ここが一番の問題と思う。本格的にやりたい人とか、かなり植物に思い入れがある人ならともかく、フィールド版でも\7,800・・・普通、出した手が引っ込む。
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