デジカメ使って覚えよう! |
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■Lv0 解像度は高めがいいよ♪ |
■Lv1 まずは知ってる物から |
■Lv2 花から行ってみよう! |
■Lv3 全体の感じを掴むのも大事 |
■Lv4 葉っぱが判れば世界が広がる |
■Lv5 意外な所にこんな特徴 |
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1. 葉っぱの着き方を撮っておくのを忘れた。 撮った写真の中から、葉っぱが写っている物をなんとか探し出して…その部分を確認。 ちょっと判りづらいですけど、茎に対して葉っぱがどう着いているのかちゃんと判ります。 よく見ると、茎に毛が生えているのもわかりますね^^ |
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2. 帰った後で図鑑を見てみたら 『花に毛があるのが特徴』
とか書かれてて…。 これまた、撮った物の中から、出来るだけ花が大きく写っている物を選び出してその部分を。 うん、柔らかい感じの毛が生えているのがきっちり確認できます^^ |
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まず、何はともあれ花を撮ってみましょう♪ 凛として綺麗な花です♪…とそれだけでで終わってしまったら、何の意味もないですね(笑) とりあえず矢印の場所を見てください。 花びらに切れ込みが入っているものの、一枚一枚の花びらを明確に識別出来ません。 こういうのを 『合弁花』 と呼びます。 ちょっと判りづらいですが、中央に大きな雌しべ、その周りにちょこちょこっと雄しべがあるのも特徴的です。 |
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折角撮れるのですから、葉っぱも撮っておきましょう♪ 葉っぱは、長楕円形というか卵形というか、そんな形をしていますね。 @の部分を見てみてください。 茎に対して、葉っぱが互い違いに生えていることが判ると思います。 こういうのを 『互生』 と呼びます。 再び葉っぱに目を移して、Aの部分を見てください。 ギザギザがありますね。 このギザギザを『鋸歯』 と呼びます。 葉っぱの大きさがどの位かを知るのに、はっきりと大きさのわかる物を側に置いておくのも手です。 この写真のように、自分の手も一緒に写すのが、一番判りやすいかもですけどね(笑) ※有毒植物の場合があるので、知らない植物に対して手を使うのはやめておきましょう^^; |
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ヒキヨモギ 下唇を突き出したような形…こういう形を、『唇型』と呼びます。 ゴマノハグサ科やシソ科に多いかたちです。 |
ヒメシオン 思いっきりキク科のかたちですね^^ キク科の特徴は、一つの花に見えて、実は複数の花が集まっている点です。 写真では、花の中の黄色の部分が小さな花の集まりです。 |
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オニルリソウ 普通の形のようで、よく見ると特徴的なムラサキ科の花。 中央の部分が、車輪のハブのようですね^^ |
セイヨウミヤコグサ マメ科に多いかたちです。 花がこんな感じで名前の判らない植物を見つけたら、まずマメ科を疑ってみましょう。 |
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カワラナデシコ 5枚の花弁が、はっきりくっきり分かれています。 花のカテゴリは『離弁花』 ですね^^ |
ミシマサイコ 小さな花がぽつぽつぽつ集まっていっぱい…こういうのは、セリ科に多い特徴です。 |
サイヨウシャジンです。 @とAの長さを比べてみると、ずいぶんと縦長なのが判ります。 また、@とBの長さを比較してみると、雌しべが大きく突き出ているのが判りますね。 |
こちらはツリガネニンジンです。 @とAの長さを比べてみると、あまり縦長でない事が判ります。 また、@とBの長さを比較してみると、サイヨウシャジンに比べてあまり雌しべが突き出ていません。 |
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ヤブラン 根っこから直接葉っぱが出ていますね。 |
キツネノカミソリ あれれ、どう見ても葉っぱがありません? |
ツリガネニンジン。 中心に一本茎がすっと通っていて、それを取り囲むようにキレイに花が着くことが多いです。 花の着く場所は、中心の茎からそんなに大きく離れません。 葉っぱの形なんかには変異が多いですが、花の着き方はなんだか変異が少ない印象ですね。 |
対してサイヨウシャジン。 なんだか、四方八方に茎が出ていて、「わしゃわしゃっ!」とした感じが強いですよね。 サイヨウシャジンにはこういう個体が結構多いです。 …ツリガネニンジンみたいなやつも多くて、タチ悪いですが(--; てか、茎に毛が生えてる個体と生えてない個体が隣り合ってるってどういう事だよ!^^; |
ここで少し細かい所に目を移して…。 枝が分かれていますね。 横に広がっている印象のある植物は、このように茎が枝分かれしている物が多いです(写真はミシマサイコ)。 地面を這うタイプの植物の時もありますけどね^^; |
この2種、両方とも同じ日に撮った物です。 最初に左の写真の個体(メハジキ)を見つけて撮影。 その後、上の個体(キセワタ)を見つけました。 左の個体はいい位置から撮影出来なかったので、折角だからと撮影しておくことに。 家に帰ってきてから、全体を撮った写真を見てみて…げっ! 葉っぱが全然違う! この二つって別種やん!^^;(今まで見たことが無かったので、区別できてませんでした…。) |
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ヘビイチゴ バラ科はこんな感じの葉っぱが多いですね^^ 特徴的で判りやすい葉っぱです^^ …写真が悪いのは見逃してください^^; |
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ヒメシオン ちょっと判りにくいですが、細長い葉っぱですね。 葉っぱの着き方は、互い違いに生える 『互生』 です。 |
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サイヨウシャジン 茎をぐるっと取り囲むように葉っぱが出ています。 『輪生』 と言います。 長楕円形で、縁に鋸歯のある葉っぱ…このページに、なんだか似たような葉っぱが出てきませんでしたか?(笑) |
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イヌハギ 葉っぱが同じ所から三つ出ていますね。 こういうのを 『三出複葉』 と言います。 |
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ミシマサイコ …判りやすくしようと思ったら、かえって判りにくくなりました^^; これも細長い葉っぱですね。 茎を挟んで同じ場所から反対側に葉が出る、『対生』 です。 |
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カワラケツメイ こういう葉っぱの着き方を 『羽状複葉』 と言います。 名前の通り、まるで鳥の羽のような葉っぱの着き方をしていますね。 |
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上はカワミドリ、下はサワヒヨドリです。 カワミドリは葉っぱと茎の間に茎のようなもの(『葉柄』) がありますが、サワヒヨドリにはありませんね。 また、茎を抱くタイプの葉っぱもあります(こっちは手持ちの写真が無かったの〜(><)) よく似ている植物でも、葉柄のあるなしで区別が着く時があります。 Ex. サワヒヨドリとフジバカマはよく似ていますが、フジバカマには葉柄があります。 |
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カワミドリ 茎が四角なのが判るでしょうか? シソ科の植物はみな、この特徴を持っています。 茎が四角い場合は、まずシソ科を疑ってみましょう。 |
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オトギリソウの葉の裏です。 黒っぽい斑点がたくさんありますね。 こんな特徴以外にも、「葉の裏に毛がある」 なんかの特徴を持っている植物もあり、それが同定の決定打になる事もあります。 余力があれば、葉っぱの裏も撮っておきましょう^^ |