冬虫夏草フィールドに出る前に > 実はいっつも『感染中』?
掲載日:2012/4/18

実はいっつも『感染中』?

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ノロウィルスのようなウィルスに関してはともかく、エンベロープを持たないウィルスの場合、「わりといっつも体の中に入ってきている」という見かたも出来ます。
例えば、風邪の原因の一つとされる 『ライノウィルス』。 感染部位は 『上気道』、つまり 「鼻から喉にかけて」 なのですが、鼻の粘膜なんて、常時外気にさらされっぱなしです。
でも、だからっていっつも鼻風邪をひいてるわけじゃないですよね?
それはどういう事かと言うと…。
なわけです。
「ぶっちゃけすぎだろ!」とか、「いやそれ、厳密には違うんじゃ…」とか、「そればっかりじゃないだろ」 等の突っ込みが入りそうですが、まぁこういう事です。
免疫システムがしっかり機能してくれれば、ウィルスをきちんと処分してくれるわけです。
逆に言えば、免疫システムがしっかり機能してくれないとダメなわけで…。
「最後の 『どつぼ』 って何だよ! 『どつぼ』 って!」 なんてつっこみが入りそうですが、「さばき切れないほど入ってくりゃ、そりゃさすがにどうしようもない」 わけです^^;
状態としては、「免疫システムの手に余るほどの量が入ってきた」という事になりますが、こういう事にならないために、「しっかりと手を洗う」事が重要だったりするのです。
そのあたりについては、『腹をかかえてのたうち回らないために』 とか、『ウィルスのタイプと予防』 なんかを参照して下さい。
また、「冬場のカキの中腸腺にはノロウィルスが凝縮されやすい」なんて話をわりとよく聞くのではないかと思いますが、食品選びや、その調理方法に気を配る事も重要ですね。
結局のところ、
@ しっかりと体調管理する
A 栄養はきちんと取る
B 過度のムリはしない
C 手洗いはしっかりと!
D ウィルスが凝縮されているようなものは食べない
って事になりますね。
上記Dに関しては、ある意味どうしようもない事もあるので…(見た目じゃわかんないですし)
そういう時は、「しっかり熱を通す」 です!
「どのくらい加熱したらいいか」の目安は、『腹をかかえてのたうち回らないために』の『十分に加熱する』 を参照下さい。
以上、『エンベロープを持たないウィルス』についてのよもやま話でした。
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