とは言っても、普通のヘビは山野には結構何処にでもいますから、マムシ等の毒蛇に関して話を進めて行く事にしましょう。
まず、日本本土の山野に住む毒蛇と言えば、
マムシと
ヤマカガシです。 この2種類の毒蛇の住んでいる場所は、以下のような所です。
マムシ
山地でも平地でも、隠れる場所と餌さえあれば何処にでも住める。特に、田畑のような開けたところの縁によく見られる。基本的に人家を避けるが、最近は環境破壊のために住処を追われ、庭などに出てくることもある。
ヤマカガシ
水田や河川などの水場の周辺。餌になるカエルさえいれば、その近くの山野にも見られる。
こうしてみると、マムシなんかは何処にでもいそうです。
でも、それを言っては始まらないので、上記の2種類に関する典型的な場所を挙げてみると・・・。
水場に近い、じめじめしている草むら
こういう場所には、近づかないのが一番ですね(まぁ、あまり気持ちのいいところでもないので、よっぽどの理由がないと近づく人もあまりいないと思いますが)。
また、行動するときに以下の点に気を付けるといいでしょう。
- 茂みや藪の中を避けて歩く
- 穴の中,大きな石の陰,倒木の陰には、確認しないで手を突っ込まない(ヘビが好んで隠れる場所だから)。
- 腰を下ろすときは、ちゃんと腰を下ろす場所を確認する。
- 夜に歩き回らない(マムシは夜行性です)。
- がけなどを登るときに、手を置く場所をよく見る(手をかけたところにヘビがいて、咬まれることが結構あるそうだ)
- 死んでいるように見えるヘビでも、手に取らない(死んでいない事もあるし、頭の筋肉が生きていて咬まれることもある)