かぶれる植物といえば、ウルシが一番有名でしょう。 実際、野外で植物にかぶれるケースは、ウルシの類にかぶれる事が最も多いのではないでしょうか?
それ以外には、かなり強烈な痛みのイラクサ類、汁が皮膚に着くとかぶれるクサノオウなどがあります。
植物の接触被害には、大きく分けて 「触っただけでかぶれる」 「触ると激しい痛みがある」 「汁がつくとかぶれる」 「とげが刺さる」 の4種類があります。それらの例を、以下に挙げてみましょう。
触るとかぶれる
ウルシの類が代表的です。
厳密に言えば汁にかぶれているのと同じですが、枝を折ったりしないでもかぶれますし、体質的に弱い人だとそばを通っただけでかぶれます。
ウルシの類以外に、トウダイグサの類があります。
触ると激しい痛みがある
あまりメジャーではありませんが、イラクサ科の痛みはかなり強烈です。
また、前述のトウダイグサの類は、こちらの症状もあります。その上、その汁は発ガンプロモーションの促進剤になると言われているそうですし・・・はた迷惑なことこの上ありません。
汁がつくとかぶれる
クサノオウなどを初めとして、結構たくさんあります。
イメージとしては、いちばん「かぶれる」ものではないでしょうか?
食中毒を起こす有毒植物の汁も、着くとかぶれる場合が大半なので、ここではあまり詳しく書きません。
とげが刺さる
ノイバラなんかが代表的です。大半は機械的に痛いだけ。
ちなみにイラクサの類は、ミクロ的に見ればここに分類されますが、あっちはちゃんと毒もあります。
ここでは、多いと思われるウルシの類、イラクサの類への対処方法をまず記し、その後に他のケースについても記すことにします。