平成14年6月その3
平成14年6月のUO日記(その3)


■ Contents ■
UO日記のコーナに戻ろう

 6月15日 ドラゴンもイヤじゃぁ!(汗) 



 この日は、オマケの音楽CD目当てに買ったハイドライド3(※1)を長々とやっていた。UOチャットに入っても、はんかゆきさんが来るのを待ちながらやっている始末(^^; すぐにオンに出れるようにとUOも立ち上げていたせいか、ATOK15の動作がなんかおかしくなっていたが(汗)

 さて、しばらくしてはんが来た。はんの方は、新しく買ったノートパソをセットアップしているとのこと。区切りがつくのをしばらく待っていたが、明日でもいいと言うことなので、とりあえずオンに出て合流する。

はん  :「さて、何処に行きたい?」
もんじゅ:「それって、結構困る質問なんだけど…。」

 UO初めてもう3ヶ月目になるが、未だに行っていない場所が多くある。まぁ、やってる密度があまり高くないというのもあるのだが、MNJくんが弱い上に地図のない場所は帰って来れなくなりそうで行けないので、行動範囲が一向に広がらない。こういうのを世間一般ではチキンと言うのだろうが…。(だって、UOって人のいないところで死んだら、リカバリにえらく手間がかかるし(^^;)
 ベリルが死んじゃったせいでMNJくんが歩きなので、はんがオスタードを貸してくれることに。すまんねー(^^;
 行き先については、はんの提案でイルシェナーに行くことに。そういや、まだ行ったことなかったね(^^; 『正義』(だったと思う)(※2)の神殿の近くの観光名所?を回る事になった。

もんじゅ:「今から行く所って、危なくない?」
はん  :「手を出さなければ安全だ」

 …なんか引っかかる言い方だなぁ。 まぁいいか。なんか出たらはんに任せて逃げよう
 ムーングロウ近くのムーンゲートからイルシェナーの正義の神殿に飛び、そこからしばらく歩く。森を通過して行くが…あれ?なんかへんなの飛んできた。ちっちゃくて羽が生えてて…人の形してるのかな? はんは『hellow』とか言ってる。すぐ近くまでは寄ってくるけど、襲ってくる気配はない。コレ何?

はん:「フェアリーだ。ここはフェアリーの森になる」

 ほう、フェアリーだったのね、これ。…いあ。グラフィッカーの方々にケンカ売る訳ではないけれど、蛾かと思った(^^;

はん:「レア持ってるから、昔は狩る人間が絶えなかった。レアで無くなった今は、狩る人間はいなくなったがね」

 ふみ…いまいち、その辺の価値観がわからんのよね(^^; レアを集めるために無害な生物を狩るってがまず理解できない。それに、以前はん、ゆきさんと雪国に行ったとき、「氷の蛇は40匹に1個くらいの割合で氷の杖持ってる」って言ってたけど…それでレアなんだよね? 確率にして数%のオーダーって事になるけど…PSOの感覚では、そんなのレアとは言わない(※3)からなぁ…まぁ、あっちの確率の方が異様だとは思うのだけど(汗)



 森の中を抜けていき、集落のような所に出る。これがフェアリーの集落なのかな? どう考えても建物のサイズが人間スケールなので、もしかしたら違うのかも知れないけど…。

 しばらくその辺を見た後、今日の目的地に動くことになる。森を抜けていって、着いたところはまたまた集落。あれ? 人間じゃないっぽいNPCがいるけど…。

はん:「ミーア人だ。戦闘能力は高い。間違っても手を出さないこと」
もんじゅ:「あー、そういや、ソフトに着いてたマンガに出てたねぇ」
はん:「そうだ、ここはミーア人の村」



 なるほど、こんな所に村があったのね。結構少数部族なんだ。でも、村は普通の村って感じかな?

はん:「ロードがいなかったな」

 ふみ、そういえばいなかったなぁ、とか思いながら進んでいくと…なんか、ミーア人の死体がごろごろ転がっている。どうやら、ミーア人を狩ってる人がいるようだ。こういう強い相手を倒すことをプレイ目的にしてる人もいるんだろうなぁ(^^;
 と、そんな感じでこの村を回っていると…。

メッセージ:「怒って野生に返りました」

 な、なぬ? MNJくんが乗っていた事に怒ったのか、はんのオスタードが突然野生化(^^; はんが与えたエサにも反応しない。はんはとりあえずテイムしていたようだが、それも効果なかったみたい。最終的に乗ってたから、なんとか上手く行ったみたいだけど…はん曰く、「エサもちゃんとやってたのに、何が悪かったのか判らない」。ベテランのはんですら原因が判らなかったらしい(^^;
 そんな事をやりつつも、ここの牧場も見せてもらったのだが…いたのは鶏1匹だけ(汗) まさか、ここの動物も狩られちゃったんじゃないだろうなぁ?(^^;



 さて、ミーア人の村を後にし、近くの森を抜けていく。はんの話では、どうやらこの森にはユニコーンがいるらしい…って、話てる端からいたー!! へぇ、なんか良いね♪(^^) 探してみると結構いる。あ。テイムしてる人発見(笑)

 写真とっとこうかなぁ、と思ったら、はんがどこかにふらっと行って、走って帰ってきた。

はん:「ド、ドラゴンがいた!」
はん:「→」

 へぇ、ここってドラゴンも出るんだ。でも、あからさまに森の中だから、ベリルの同族かな? だったらそんなに危なくないだろうから、ちょっと見物に行ってみよう。

 さて、はんが矢印で教えてくれた方向に行ってみたら…いたのはいたけど…なんか、中国とかで御輿やら山車のに描かれてる感じのドラゴンで、妙に東洋っぽい。しかもデカい!…これってもしかして、思いっきり敵なんじゃ…そう思っている間に、ドラゴンが灰色になって(※4)、下にHPバーが出て…にゅおおお!やっぱり襲って来たぁ!(泣)
 こんなんなんか、とても相手にできん!F-4がF-22の相手をするようなもん(※5)なので、しっぽを巻いてさっさと逃げ出す…ひえー!思いっきり追っかけて来てるよぉ!(べそ)

 もう、完全に戦う気なんかないので、ダッシュで逃げる。はんが後からついて来ているが、気にしている余裕なし! 一直線に走りまくって…気がついたら、どうやらまくことが出来たらしい。あれ? …はんの姿が見えないが??? はぐれたと思って、パーティーの遠隔通信(笑)で連絡を取ってみる。

もんじゅ:「今、どこー?」
はん  :「俺の方が追っかけられてる

 ありゃ、あっちに着いて行っちゃったのね(^^;;;;;;;;;;;

 しばらくして、はんが戻ってきた。そのまま彼の案内で、安全な宿屋に移動。どうやら、イルシェナーでは安全な宿屋は珍しいらしい。

もんじゅ:「もう、襲ってくるドラゴンなら、先にそう言ってよ(^^;」
はん  :「ドラゴンって言ったじゃん」
もんじゅ:「ベリルの同族かと思ったじゃない(^^;」
はん  :「それなら、『沼ドラ』って言うわ」
もんじゅ:「矢印出されたら、安全と思うわ!
はん: :「はっはっはっ

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・『はっはっはっ』じゃねーわい!(--# 死ぬかと思ったわ(^^;

 てな事を言ってたら、あれ? 宿屋の外に羽のある人が? あれ、なんだろう? はんは『天使さん』て言っていたが、羽がありゃ天使って訳でもなかろうから(※6)、実際になんなのかは判らない(^^;



 さて、はんはもう次に行くところを決めているようである。また森の中を進んでいって、廃墟のような所に出る。

はん  :「ここは、今から行くところを見張るための施設だった、という設定」
もんじゅ:「うー、じゃあ、なんか敵出るのかぁ。注意点とかない?」
はん  :「囲まれるな」

 ??? よくわかんないんだけど? 敵がたくさん出るのかな?
 まー、とりあえず行ってみよう、となって、はんに着いて進んで行く。岩山の中に入って…あの、ハーピーの死体だらけなんですが?

はん:「おや? 狩りに来てる人がいるのか? あ…」

 狩りに来た人がいる訳ではなかった。『天使』さんが、そこらのハーピーを殺しまくっている(^^;



はん  :「。。。天使さん、タマゴ泥棒みたいだな
もんじゅ:「ホントに天使か、こいつ? 思いっきり弱いものイジメしてるじゃん(^^;」

 いやもう、出現したハーピーや石ハーピーが、出た端からやられていく。つか、戦いになってない。ハーピーも石ハーピーも、こっちには目もくれずに天使さんに突進して行ってるし(^^;

はん:「。。。帰るか」

 そうしましょ(^^; ここには、ハーピーのタマゴ見物しに来たって事で(^^;

 さて、今度は、ガーゴイルの街を見に行こうということになる。ただ、どうも危険地帯を突っ切らなきゃいけないようで…はんに着いて砂漠を突っ切ったが、そもそもはんの進む先が予想できないし、ラグなんかもあって何度もはぐれかけた。ガーゴイルの街に着いたものの、風エレか何かがはんを追っかけていってるし(^^; しかも、はんは『guard』って言ってるのに、なかなかガードが来てくれない(^^;

 この日は、ここの名所を見せてもらったあと、手近なゲートまで行っておしまい。途中、よく見かける狛犬みたいな動物(名前忘れた(^^;)の原産地を見せてもらった。へぇ、テイム80くらい必要なのね、こいつ飼い慣らすのに。もっと簡単なもんだと思ってた(^^;


■ 今日の一言 ■

はん :「来るの遅いよ」

 ガーゴイルの町の中で敵に追っかけられたはんが、やっとの事でガードが来てくれた時にもらした台詞。解説は不要だろう(笑)

※1 ハイドライド3

 およそ10年前のPCゲーム。T&Eソフトから。MSX・PC8801でオリジナル版、PC9801・X68000・ファミコン・メガドライブでアレンジ版が出ていた。
 時間・重量・生活リズムの概念を初めて取り入れたとも言える作品で、登場当初は、ゲーム史上もっとも贅沢な主人公といわれたものだ(6時間毎に「食事がしたい」と抜かす、23時を超えると「眠い」と抜かす…)。ただ、レベルアップ毎に限界重量が上がっていくのが楽しいゲームでもあったので、その点がなかったらつまらんゲームになっていたかも(^^;
 現在、1・2・3のオリジナル版が収録されたWindows版が出ている。ゲーム中いつでもキレイになった画像・アレンジされた音楽のモードに切り替えられる機能もついている。個人的には、オリジナルの音楽の方が好きだが…。

※2 『正義』(だったと思う)

 「神殿の名前なんて、全部2文字なんだから覚えろよ」とおっしゃるかもしれないが…はんに先導されてずーっとついて行ってるだけに等しいので、覚えられんです(^^; 自力で行けば、多分覚えるんだろうけど(^^;

※3 PSOの感覚では、レアとは言わない

 システムの違いや、出てくる敵の多さの違いがあるので単純比較出来ないが…PSOでは「40匹に1個」程度の出現頻度だと、間違いなく普通のアイテムか、クズレア扱いである。 あっちではレアにもいろいろあり、出やすい物と出にくい物が有るのだが…Ver2で追加されたマジレアの出現頻度は特にひどい。僕はver2になってから、少なくとも500時間以上やっていると思うが、自力で入手できたマジレアはたったの5個!
 レアの出現確率は、ファミ通で公開されたのだが…それで、「1日に8時間やったとしたら*匹倒せるから…」と単純計算した方がいる。その結果は、20年に1つとか50年に一つとかいう有様(汗) まー、これは最も出にくいレアの場合の話ではあるが…いやはや(^^;

※4 ドラゴンが灰色になって…

 UOでは、敵からターゲットされた場合、その敵が灰色になる。要するに、狙い着けられたって事です(汗)

※5 F-4がF-22の相手をするようなもの

 F-4は、就役から40年が経つ戦闘機。日本では改良型の『F-4EJ改』が現役で使用されているが、それでも完全な旧式機である。
 一方のF-22はといえば、現在アメリカで試験飛行が行われている最新型の戦闘機。従来の戦闘機とは比べ物にならないステルス性の高さ・良好な機動性・強力な武装と3拍子揃った戦闘機で、現在試作されている中では文句なしにトップクラスの性能を誇る。2004年に先行量産型が実戦配備される予定だが、1機約120億という超高級機なので、配備予定数は減らされっぱなし。意外と肩身は狭いらしい。
 なお、もし日本のF-X(時期主力戦闘機選定)でF-22が選定された場合、1機の値段は200億を超えるだろうと言われている(^^;

※6 羽が有れば天使って訳でもない

 うちはキリスト教徒ではないので、羽が有る=天使っていう風には見ない(笑) まー、キリスト教の天使にしたって、元々は羽なかったらしいし…。(よその宗教から借りて来たものなんだそうだ)

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 6月22日 彼岸に一番近い日 


 …随分放置してたから、これ、日付合ってるだろうか…。

 今日も例によって一人でオンに入る。さて、何処に行こうかいねぇ…。いっつもかっつもデスパイスってのも芸がないし、さすがにあそこの地下二階はまだ生きて帰れる気がしない。デスパイスよりも多少敵のランクが低いダンジョンがあるみたいだから、その場所だけでもマークしに行こうかな? でも、なんか実入りなさそうだし…あ。そうだ。僕は魔法を使う敵に対する戦闘経験が乏しいから、シェイムの地下2階でエアエレメンタルとか相手にして訓練する事にしよう。 まー、あいつくらいなら問題なかろう。とはいえ、死んでしまったらアイテムが回収できる保証はないので、持っていくのは必要最低限のものだけにする。…金以外に預ける物なんてないが(--;

 準備が出来たので、UOチャットの方にその旨書き込みし、早速シェイムへと飛ぶ。地下一階は問題なく抜けて、っと。さて、風エレ相手に訓練しますか!

いきなり死にました(汗)

 毒を受けている事に気づかず、「あれー? 攻撃受けてないのになんで精神集中が止められるんだろう?(※1)」てな事をやってるうちに死んでしまった。例によって親切な人に蘇生してもらったが、何故だか回収が出来ない。しょうがないので死体が骨になるまで待っていたのだが…近くを通りかかったパーティーが、「なんだこれ」だの、「うわ、いきなり死んでる」だの、「5分後の俺たちの姿か」だの、人の死体を肴に言いたい放題言ってくれて…お前ら、本人前にして人の傷口に塩塗りこむような事言うか!(--# まぁ、死んだうちが悪いっていやあ悪いんだけど…。

 一気にやる気を無くしたので、今日はもうやめようかという気になる。一応UOチャットを確認して、っと…あれ?ゆきさんが来てる? シェイムの地下2階にいることを書き込み、地下1階へのゲートの近くで待っておくことにする。ここなら入ってすぐだから、すぐ判るでしょ。

 そのまましばらく「ぼけー」っと待っていると、わき目もふらずに走ってこっちの方向に来る人が。後ろに銅エレが1匹ついてきてる所を見ると、どうやら追いかけられているらしい。ゲートを通過して逃げ切るつもりなのだろうが…待てよ、この人が逃げ切ったら、残った銅エレって…げ! やっぱりこっちに来たぁ!
 以前銅エレと戦った経験からすれば、1-1であれば何とか勝てるとは思う。でも、気を抜ける相手でもない。おまけにこいつ、強さの割に金持ってないので、普段であれば逃げているところだが…ゆきさんがこっちに向かっているようだから、ここ離れられないなぁ…しゃあない、相手しとくかぁ。とはいえ、場所的に狭いので、どうしても苦戦してしまう。困ったな、ゲート通過して、地下1階に逃げるか?
 そんな風に思い始めた時、いきなり横から援護の攻撃魔法が! おやっと思ったら、おお! ゆきさんではないですか! ピンチの時にヒーローのように現れるとは(いや、ヒロインだね(笑))、なかなかやりますな!(^^)

 とりあえず合流できたので、今日は何処へ行こうかという話になる。話している途中に銅エレ3匹をもらってしまったが、さすがにゆきさんのキャラは強いので、難なく倒してしまう。
 話の結果は、ベリルと同じ種類のドラゴンをテイムするところを見せてもらう事になった。ゆきさんの家に移動した後、ヴェスパ近くのゆきさんの店に移動して、そこから行くことに。その時、ゆきさんが今乗っているドラゴンを譲り受けた。

ゆきさん:「これ、ベリグの子供です。ベリグ、卵産んでたから」
もんじゅ:「こいつら、卵産んだりするの?」
ゆきさん:「そういう設定です」

 あ。なるほどね(^^; ところでゆきさん、ベリグじゃなくてベリルなんですけど…(^^;
 まぁ、それはそれとして、譲り受けたドラゴンに名前をつけてやることにする。長い付き合いになるだろうし…どんな名前がいいかな?

ゆきさん:「ベリグ2号^^」

 そんなロボットか戦闘機みたいな名前の着け方嫌じゃぁぁぁぁ!(--; それじゃあ、前死んじゃったベリルは初号機(※2)かい(^^;
 ちょっと考えて、前にベリルの名前をつけたときの候補、『Hisui(翡翠)』に決める。もし漢字が使えるなら『翠(みどり)』なんていう、ひねりも何にもない名前でもいいのだが、アルファベットしか使えないし…このへんはしょうがないかな(^^;

 さて、ヴェスパの近くのゆきさんのお店に移動して、ちょっと準備。ここで、ゆきさんの知り合いの方で、初対面の方と会った。shioriさんというキャラで、ゆきさん曰く、ゆきさんの分身だそうだ。相当仲いいのね(^^)



ゆきさん :「この方も、『UO日記』を楽しみにしてる一人ですよ!」
shioriさん:「文章うまいね。自分なりの見方でUOの世界を分析してるところがいい」

 は、はへ!?(^^; 前も、ゆきさんにここのこと「秀逸だ」と言われた事があるけど………この際だから言っちゃいましょう。この程度の文なら、特に文章力なくても書けます(^^; UO的に言うなら、文章スキルが25もあれば書けるものです、コレ(^^;(UO日記についての話になると、いつも「あー」だの「うー」だの言うのは、これが原因だったりする(^^;)

 とりあえずその話は置いといて、話しているうちに、shioriさんはいつのまにか何処かに行ってしまっていた。そのまま話を続けていたのだが…。

ゆきさん:「えーすさん(※3)がピンチみたいです。助けに行きましょう!」

 あれ、えーすさんも来られてたのかな? しかし、どうやって連絡取ってるんだろう?

 気にはなったが、「まーなんかあるんだろう」と思い(電話って事もありえるしw)、出てきたムーンゲートに入る。行った先には…げ! 血の精霊(※4)! とはいえ、一人で相手しなきゃいけないわけでもないので、3人で協力して倒して…って、さっきのshioriさんですかい(^^; てことは、この方がえーすさん? こちらの勝手な想像で男キャラを使ってられるとばかり思っていたが、男女キャラ両方持ってるそうだ。そりゃそうだぁなぁ。UO歴がゆきさん以上って事は、3年以上って事なんだから。
 しかし、血の精霊が出るって事は、ここってもしかしてシェイムの最下層では? うはぁ、こんなとこに一人で来られるんだ!

ゆきさん:「えーすさんは、UO上手いので、ブリタニアの最も危険な場所でも一人で行っちゃうんです」

 ほうほう、さすがだなぁ…。

ゆきさん:「で、もんじゅさんと同じような死に方しちゃうの」

 ほうほう…って、そりゃ一体…。

ゆきさん:「欲張って限界ぎりぎりまで荷物を持って、動けなくなって(笑)」

 げっ!(^^; 「限界ぎりぎりまで荷物をもって」ってくだりは、多分以前のタイタン戦の話なんだろうけど…いっつもかっつもああいう死に方してる訳ではないです(^^;(もっとアホな死に方も結構あったり…。)


 さて、えーすさんの方も一段落着いた感じなので、当初の予定通り、翡翠の同属を飼いならす現場に連れて行ってもらう事になる。えーすさんに別れを告げ、一旦ゆきさんの家に戻って準備。ムーングロウの近くの公共ムーンゲートに飛び、いざイルシェナーへ! …えらく間を空けたせいで、例によって何処の神殿だか忘れてしまいました(^^;

 翡翠の同属のデフォルト名は、確か『Swanp Dragon』。名前から判断する限り、沼地にいそうな感じだ。そういうわけで、ブリタニア近くの湿地みたいなところに、たーまにドラゴンがいて、時たまテイムする人がいる、って風景を想像していたのだが…いつまで行っても森の中。湿地に着く気配はないし、森の真中なのに「ここ」との事。はて????
 とりあえず、周囲にドラゴンは見当たらない。それに、ジュカの戦士とか出てきてるので、走り回りながらドラゴンを探すことになる。

ゆきさん:「あ。いた」

 え!? どこどこ!?…って、沼ドラゴンの上に敵が乗ってるんですど…もしかして、この敵倒してテイムするの!?

ゆきさん:「周りのいらないのは、麻痺させちゃってください」

 あ。なるほど。そういえば相手を麻痺させる魔法があったっけ。とはいえ、存在すら覚えていなかったので、ショートカットを作っていない。その上、UOって呪文書を開くのに結構時間がかかるわけで…走り回りながら焦って探したが、見つけてショートカット作った時にはすでに袋叩きにされている。 助けを求めようにも、ゆきさんは別の敵を撒くためにすでに画面外に行っており…MNJくん死亡。同じく、その場にいた4,5人のジュカに袋叩きにされ、翡翠も死亡 ぐはぁ、長い付き合いどころか、一時間ちょっとでお別れとは(--;

 ちょっとの間唖然としていたが、はっと我に返る。念のためにとパーティーを組んでおいたので、遠隔通信で連絡を取り、急いでゆきさんのいるところまで行って蘇生してもらった。死んだところに戻ってその場に残っている敵を倒してもらい、アイテムを回収するが…正直、こんな危険だとは思っていなかった(^^;



 さて、その場に残った沼ドラゴン2匹+蘇生してもらったときにもらった1匹をトラメルに連れ帰り、次は何処に行こうかという話になる。毎度ながら、何処って言われても結構困るんですけど…あ。そうだ!

もんじゅ:「魔法を使う敵との戦いに慣れていないので、どこかで訓練したいですね」
ゆきさん:「どのくらいの敵だと、強いと感じますか?」

 そう言われても、戦闘経験そのものが少ないんですけど…。

ゆきさん:「じゃあ、デスパイスの地下2階に、いい場所がありますよ」

 あの、それってタイタンでは?(汗)

ゆきさん:「いえ。酸の精霊というのがいます」
もんじゅ:「オーガロードが出るんで危ないんじゃ?」
ゆきさん:「場所が離れてますから大丈夫ですよ」

 なるほど。それならなんとかなりそうだ。じゃあ、そこに行きますか。
 出してもらったムーンゲートで出たところは、ダンジョン内の湿地帯。縮小マップの様子からして、地下2階の入り口から少し右に行き、上に行った場所のようだ(アテにしないでね(^^;)。 …って、早速お出ましですか!

ゆきさん:「じゃあ、倒してみてください」

 あい。やってみます!

3分後(多分そのくらい)

 ぜえぜえ、はぁはぁ。倒すには倒せたけど、えらく苦労した。なんだかんだで強いなぁ、こいつ。確かに魔法を使う敵との戦いに慣れるには丁度いいかもしれないけど、複数出たら、一人じゃ手に負えんぞ。今はゆきさんがいるから、1-1での戦いに集中できるけど(この場所、2,3匹出る(^^;)…げっ! 思ってる端から出やがった! まだ、HPもマナも回復しきってないのに! ゆきさんは、ちょっと離れた位置に出現した酸の精霊と戦ってる。ヤバイ ヤバイ ヤバイ!

あなたは死にました(英語で)

 あふーん、やっぱりやられたぁ(;_;) まぁ、向こうを片付けたゆきさんが蘇生してくれたからいいけど、やっぱまだ、一人でここで訓練出来るほどじゃないなぁ…。もうちと強くならんと(^^; ゆきさんに戦い方の手本を見せてもらったが、なるほ。パラライズを効果的に使うのね。危なげなく倒すなぁ(^^)


 さて、しばらくその場所で毒の精霊相手に訓練していたが、せっかくなので観光にも行こうという事になる。行き先は、WINDというダンジョンにある地下の町。マークが出来ない場所のようで、ダンジョン内を突っ切る必要があるらしい。敵は相手にせずに、さっさと街まで突っ切っちゃうのがいいようだ。
 行ってみて判ったのだが、このダンジョン、リッチがうろついている。こいつら魔法を使う上に、モンスターとしての格も結構上。しかもここ、道が狭い場所が多いので、逃げ回りながら戦うのには向いていない。 ゆきさんが先導してくれてるから上手い具合にやり過ごしてるけど、一人で道判らずに来たら、間違いなくゴーストになって帰るハメになるな、こりゃ(^^;

 ダンジョン内での移動は、ゆきさんに着いて行ってただけ(&逃げ回ってただけ(^^;)なので割愛。WINDの街にたどり着く。へぇ、整然とした、キレイな町並みだねぇ、ここ(^^)

ゆきさん:「この街には、今は行かない方がいい場所があります。モンスターの巣窟」

 てな事を言いつつ、結局行っちゃったんですが(笑)
 この場所、魔方陣によるワープによって移動してくる。一見すると危険そうには見えない場所なのだが、一歩踏み込むとモンスターがわんさか! 早速ガーゴイルがたくさん出てるし(^^;

 適当に入り口近くにいたら、ゆきさんが画面外に消えていった。見に行ったら、5,6匹のガーゴイルを引き連れている(^^;

ゆきさん:「いっぱい来ちゃいました^^;」

 「いっぱい来ちゃいました」じゃないでしょ(汗)

 確か、姿を隠す魔法を使えば、モンスターからのロックオンを外すことが出来たはず…そう思い、姿を隠す魔法を使ったつもりがパラライズをかけてしまう(--; 要するに、自分で自分を動けなくしてしまったわけで…。魔法が切れるまでは何やっても意味ないのだが、とにかくマウスの右ボタンを連打する!

メッセージ:フリーズしていて動くことが出来ません。
メッセージ:フリーズしていて動くことが出来ません。
メッセージ:フリーズしていて動くことが出来ません。
メッセージ:フリーズしていて動くことが出来ません。
メッセージ:フリーズしていて動くことが出来ません。

 げっげ、あとちょっとでガーゴイルの射程距離じゃぁぁぁぁ(滝汗)

メッセージ:フリーズしていて動くことが出来ません。
メッセージ:フリーズしていて動くことが出来ません。
メッセージ:フリーズしていて動くことが出来ません。
メッセージ:フリーズしていて動くことが出来ません。
メッセージ:フリーズしていて動くことが出来ません。

 ヤバい ヤバい ヤバい…動いたぁ!
 一目散に駆け出し、魔方陣の中に飛び込む…自爆したことは、情けないので報告するのやめとこう(--;(どうせ日記に書くし(^^;)

 さて、WINDを後にし、再びダンジョンを抜けることになる。

ゆきさん:「そういえば、リッチは倒せますか?」
もんじゅ:「リッチって、強さ4くらいでしたっけ?」
ゆきさん:「そのくらいだったと思います」
もんじゅ:「じゃあ、なんとかなるかも…やってみます」

 覚えておいでだろうか? この日の初っ端、MNJくんが風の精霊に負けたことを。奴の強さは3である。それに、後で調べたら、リッチは強さ5だった。 確かにMNJくんは酸の精霊(強さ5)を倒してはいるが、あれの場合は戦った場所が結構広く、逃げ回りながら戦うことが出来た。対してこの場所、逃げ回りながら戦う事が難しい。結果、真正面から殴り合い&魔法のかけ合いをする事になり…。

あなたは死にました(英語で)


 ぐはぁ!!! 何回目だよ、今日は(^^; PSOのチャレンジモードみたいに、墓が建たんだけまだマシだが(^^;(※5)
 例によって蘇生してもらい、回収&リッチが持っていた『鑑定の杖』をもらって、以後リッチは無視して外に出る。
 うー、なんか今日、あっちの世界とこっちの世界を頻繁に行き来してるなぁ(^^;

 この後、今乗っている沼ドラゴン用の鎧を買いに行って、そこの店員さんといろいろ話したり、ゆきさんに釣りざおを買ってもらったり。最終的にヴェスパ近くのゆきさんの店で、丁度来られたみなしんさんとエライ時間まで3人で話し込み、この日はおしまい。沼ドラに名前を着けてやってなかったので、落ち際に着けてやることにする。ちょっと考えて、着けた名前は『Fluorite(蛍石)』。
 長い付き合いに出来ると、いいんだけどねー…「出来るといい」じゃなくて「する」もんだね(^^;



※1 攻撃を受けていないのに精神集中が止められる:
 毒を受けた状態だと、呪文の詠唱が止められる事が多い。多分、毒によるダメージは攻撃扱いになっているのだろう。 魔法使いにとって、呪文の詠唱をたびたび止められるのはかなり致命的なことなので、放置しておくと死を招く(ていうか、見事に死んでるし…。)

※2 初号機:
 この日記を見てくださってる方には、一番なじみの深い初号機は『エヴァンゲリオン初号機』(笑)だろうけど…実は、航空・宇宙産業などでは一般的に使用される言葉。
 『H2-Aロケット初号機』とか、『XF2-A試作初号機』てな具合。試作機に対して使われる事が多いようだ。多分、『初モノ』という意味合いが強いせいでこんな言葉を使うんだと思う。航空・宇宙産業は、大量生産とはあまり縁のない世界だし(日本の新型支援戦闘機『F-2』量産型にしても、生産予定数は130機程度)。

※3 えーすさん:
 日記の中には名前も出てきていないが、ゆきさんと話してると話の中によく出てくるお方。話を聞いている限り、ゆきさんとはかなり長い付き合いのようだ。
 なんで今まで書いていなかったかというと、単純にぽっと出の話で出てくる事が多かったから。そういうのは、入れていると分量がけた違いに大きくなる事と、イベントの流れが判りづらくなるので割愛させてもらってます(^^;

※4 血の精霊:
 ブラッドエレメンタル。シェイムの最下層に出現する、ボス的な存在の敵キャラ。正面きって1-1で戦った事がないので、具体的な強さについては言及を避けるが…総合的にはオーガーロードよりも強いと思われる。

※5 墓が建たないだけまだマシ:
 PSOのチャレンジモードとは、死者を出さずに特定エリアをクリアするモード(オンラインでのみ、二人以上でプレイ可)。誰かが死ぬと、その時点でチャレンジ失敗となり、その場所に墓が立つ。まぁ、それだけならいいのだが…このお墓、そのキャラが最後に言った言葉が刻まれる。最後の言葉が冗談だったり、「余裕!」とかだったりすると、かなり恥ずかしい(^^;

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