平成14年5月
■ Contents ■
子供の日である。まぁ、27歳にもなって子供の日もへったくれもないが、おかげで休みなのはありがたいことだ。
で、今日はゆきさん、はんとの待ち合わせである。はんとは誰ぞや? 僕の大学時代からの悪友(入学年度・学科が同じ)で、大学時代からUOを続けているという、古株を通り越して化石のようなUOプレイヤーである。1年以上音信不通だったのだが…うちのHPに『UO掲示板』を設置したところ、いきなり書き込みして来やがった。お前、うちのHP見てくれてたんなら、書き込みくらいせいや!(^^; …リアルでの知り合いだけに、少々ぼろっかすに書いても気にならんのはありがたい(笑)
閑話休題、UOの話に戻ろう(ていうか、始まってすらない(^^;)。この日は神奈川の方にいる、大学時代の友人と三浦半島まで遊びに行っていて、約束の23時ぎりぎりになって帰ってくる。待ち合わせ用にうちのHPに設置した『UOチャット』(※1)を急いで確認すると…もう二人とも来てる!!
もんじゅ:「セーフ、にして(^^;」
はん:「アウト!」
…ずいぶんと会ってなかったけど、お前全然ノリが変わっとらんな、はん(^^;
とりあえず、お互い何処にいるかをチャットの方で確認しあう。えと、はんがヴェスパーの港にいて、ゆきさんは別の所らしい。うちはヴェスパーの宿屋の前。ゆきさんはこっちに向かってくるとの事なので、とりあえずはんと落ち合う事にする。今日はイベントとの事なので、街は人でごった返している。重くてしょうがないんだが(^^;
港には、妙ちくりんな物が出ていて、人がやたらと集まっている。その、妙ちくりんなものなのだが…日本まんが昔話のオープニングに出てくる龍を赤くしたようなもの、青くしたようなものが、柱にくっついている。これってもしかして…。
まぁ、それがなにかはさておき、明らかにイベントオブジェクトなので、この周辺はとんでもない人口密度になっている。この人混みの中では見つかるものも見つからないので、港の先っちょに移動。チャットにその事を記入する。あ。誰か来た。はんかな? 名前は『paja』(※2)…こいつに違いない。
はん :「もんじゅ、何をマターリしとる。行くぞ」
もんじゅ:「って、どこにだよ(^^;」
はん :「銀行」
チャットの方を確認してみると、ゆきさんは銀行そばで待っているとのこと。歩いていくと人が集中している区画を通過する事になるので、はんがゲートを出してくれる。合流っ!
銀行のところには、ゆきさんと、もう一人の方がいた。ええと、先に謝っておきます…名前忘れました(汗) 言い訳させてもらえれば、常時名前が出ているわけではないので、覚えられなかったんです(^^;(※3)
そこで、はんから『雪玉』と船を渡される。はて、船は判るとして、雪玉って一体何に使うんだ?
はん:「バックパックの第一階層に置いて、こうやって使う」
(ぼふっ!)
pajaの投げた雪玉が、MNJに命中する…使い方は判ったが、ケンカ売っとるんかい! てな事を思っていたら、また雪玉がMNJにぶつかる。くう、何度も何度も…って、今度はゆきさんかい!(^^;
そこでしばらく雪玉のぶつけ合いをした後、今日は何処に行こうかという話になり、なんでだったか忘れたが『デーモン寺』に行こうという事になる。話によるとドラゴンとかうじゃうじゃいる所のようだが…まだyoungだから、恐かないもんねー(笑)
で、行ってみたら…いあ。ホントにうじゃうじゃいますわ、デーモンやらドラゴンやらが(^^; 平気で戦ってるこの方々もすごいと思うが。
ゆきさん:「はんさん、強いですねー。即席キャラなのに」
はん :「ゴールデンウィーク中に、かなり強くしましたから」
…あの、やってる頻度が薄いとはいえ、1ヶ月やってたうちのMNJよりずっと強いんですけど…。
はん:「4年半の経験をyoungに越されてたまるか」
ごもっとも(^^; だいたいうちのキャラ、始めて1ヶ月経ってるのに、総プレイ時間が30時間行ってなかったりするし(^^;
しかしまぁ、こういう場所でyoungだと、ホントに暇(^^; 支援魔法はかけられないし、敵に手を出すわけにも行かないし…つまるところ、する事がない(^^; あ。周囲のモンスター殲滅終了(笑)
と、ここまで書いて気がついたのだが、その後どこらを回ったか、あまり覚えていなかったり…はんとはぐれて、ゆきさんの家に行った時に、はんにデタラメの座標を教えた(※4)事は覚えているのだが…。 実際、はぐれたりなんだりしっぱなしで、合流にばっかり時間食ってたような気もしないでもない(^^; そのため、チャット大活躍!設置した甲斐はあったと思うが、そもそもこのチャット、使わないで済むのが一番いいんだよね(^^;
そんなこんなで、この日はおしまい。うー、もうちょっとキャラ強くしたいなー(^^;
※1 連絡用に設置した『UOチャット』:
オンに出たときの合流用、はぐれた時の連絡用にしか使用されていないので、ログだけ見ると殆ど会話が成立していない(^^;
※2 『paja』:
冴木忍著『天高く雲は流れ』(富士見ファンタジア文庫)の登場キャラクター『パジャ』が大本。はんのキャラの場合、それから取った猫の名前から来ているそうだ(はんのパジャマを良くおもちゃにしてたから、そう着けたらしい…) 猫の名前を、キャラに着けるかい、あんた(^^;
※3 常時名前が出ていないから、覚えられない:
UOでは負荷軽減のためか、キャラの名前が出ている時の方が少ない。もんじゅはただでさえ記憶力に乏しいので、こうなるともうお手上げ(^^; 後になって教えてもらったが、マクロの『allname』という機能を使用して、必要な時はその都度画面内のキャラの名前を表示するのが一般的のようだ。
※4 デタラメの座標:
ルーンをマークした場合、その座標も書いてあるのだが…その座標は、『六分儀』というアイテムがないと、正確な座標にならないらしい。
この日ははんと二人でオンライン。前々日の掲示板の書き込みを見る限りでは、ゆきさんは今日は来られるような感じなのだが…こないなぁ(^^;(※1)
まぁ、来られたら来られたで、チャットに入ってもらえたら合流できるので、どこかに行くことにする。
はん:「何をしたい?」
…何をしたいってゆわれても…。
はん :「観光なら、お寺参りとか、宇宙にでも行ってみるか?」
もんじゅ:「なにそれ? そんなのあるの?」
はん :「しらんのか」
知るかい(^^; 一応1ヶ月を超えたけど、実質殆どやってないんだから(^^;
まぁ、当然の成り行きとして、そこに行ってみることになる。はんがゲートを出してくれて、出てきたところは、なんかお城か遺跡みたいなところ。
はん:「ここは、クモ人間の本拠地で、最深部に何か秘密があるらしい。それを求めて、仇敵の蛇人間が攻めてきてるという設定(※2) 通称『お寺』」
英語名は忘れたが、少なくとも『お寺』とは似てもにつかぬ名前だった。『お寺』なんて訳されるのは、どうやら日本だけらしい(^^;
はん :「外壁をぐるっと回って、地下に降りるからな。int(知性)は50あるか?」
もんじゅ:「…そんぐらいあるわい!」
はん :「じゃあ、これもっとけ」
渡されたのは、いくつかのスクロール。
もんじゅ:「何これ?」
はん :「蘇生のスクロール。俺が死んだとき用」
あ。なるほどね。うちは、youngだから、手出ししなきゃ攻撃受けないし。
打ち合わせを終え、連絡の便宜を図るためはんとパーティーを組み(※3)、内部に突入! うあ! 蛇人間がうじゃうじゃいる! 戦闘している一団がいるから、ちょうどその辺にわらわら集まってる感じ。
攻撃されないうちはともかくとして、はんは突っ切って進んでいる。さすがにこの数では、はんといえども一人では手に負えないとのこと。突っ切ったはんが敵の出ない所で待っておき、僕が追いつくという形で進んでいく。で、いよいよ地下への入り口へ到達!!
はん:「じゃあ、降りるぞ」
あれ? 変なダイアログ出た? 何々? 「ダンジョンに入ると、モンスターはあなたのことを見つけ次第襲いかかってきます」 ???
もんじゅ:「おーい、はん、なんか、警告みたいなダイアログ出たんだけど…。」
はん :「俺は出たこと無いぞ?」
もんじゅ:「どういうものだか、わかんない?」
結論から言えば、出てきたメッセージそのままであった。考えている内、横にクモ人間出現。ぼこ、ぼこ、ぼこ…。
あなたは死にました(英語で)
youngの悪いところは、死んだとき、変な所へ飛ばされてしまうということだ。一応、ヒーラーのすぐ近くに出るので、生き返るのは簡単なのだが…要するに、はぐれてしまう。チャットを見ると、はんが「どこいったぁ?」と書き込んでいる。しょうがないので、お互いがルーンで飛べる場所で合流。その後、ルーンで飛んで、さっきのダンジョンの最深部に行く。あ。確かにここ、宇宙って感じだねー♪
はん :「さっき、クモ人間に攻撃したか?」
もんじゅ:「いきなり殴られたけど…うーん、youngでも、パーティー組むと攻撃対象になるんじゃない?」
はん :「youngと組んだことないから、わからん」
なんにせよダンジョン観光にケチがついたので、どこかでスキルの訓練する事にする。ヘイブン北の墓場ならちょうどいいだろうと言うことになり、行ってみたのだが…人が多すぎ(^^;
もんじゅ:「ねえね、ブリタニアの近くの湿地に行かない? あそこなら、人少ないし」
はん :「。。。死にたい?」
もんじゅ:「? なんで?」
はんの話では、どうやらその付近にはイベントモンスターが沸いているらしい。僕はyoungなので手を出さなければ安全だが、はんの方がやばいとのこと。じゃあ、何処に行こうか…。
もんじゅ:「トロールとか、たくさんいる所ない?」
はん :「わかった」
はんの出してくれたルーンで移動し、ダンジョンへ。そのときは知らなかったのだが、デスパイスというダンジョンだったのではないかと思う…あれ? またあのダイアログ出た? ???
地下1階は人が多かったので、すっ飛ばして地下2階に行くことにする。うあ、オーガーがたくさん!
はん :「先にいっておくが、オーガーロードには手を出すなよ。肉体派の頂点。俺でも3発で死ねる。通称OL」
もんじゅ:「心配せんでも、手はださんて(^^;」
適当に獲物を見つけて、戦闘開始! とはいえ、今日の目的は狩りではなく、MNJの魔法のスキルを上げるためなので、はんに適当に相手をしてもらいながら、こっちは脇で魔法をかける、という構図になる。ただ、MNJの魔法のスキルはそう高くないので、失敗ばっかり(^^;(※4) しかも、戦っていた場所が、ちょうど敵が沸く場所だったらしく、次から次へと現れて、二進も三進もいかなくなる。しょうがないので逃げ回っていたら悪循環になり、まさに雪だるま式に敵の数が…その上、秘薬が切れる(汗)
はん :「このくらいなら、耐えて見せよう」
もんじゅ:「…困ったことに、秘薬が切れたんだけど…。」
はん :「どれ?」
もんじゅ:「えとね、マンドレーク」
はんからマンドレークを分けてもらい、さて、訓練再開! って、横からオーガーロードがすっ飛んできて…。
あなたは死にました(英語で)
どうやら、youngであっても、ダンジョン中では容赦なく攻撃喰らうらしい…。
その後、はんと合流して、時間も遅かったのでお互い落ちることにする。後日、はんが掲示板で『スマソ』って書いてたけど…しゃあない事だから、気にするな(笑)
(今日の一言)
はんが落ち際に「日記更新せいよ」
…すません、やります(汗)
※1 ゆきさんが来ない:
寝ていたらしい(^^; 日記なんで、たとえゆきさんといえども、突っ込むところは容赦なく突っ込ませてもらいやすで(笑) もっとも、うちも「金曜日にはオンに出るとか」言っといて、飲んだ上に0100まで麻雀していた事があったので、決して人の事を言える立場ではなかったりするのだが(汗)
※2 クモ人間の本拠地に、蛇人間が攻めてきている:逆だったかもしれん…。
※3 パーティーを組む:こうすると、離れていても会話が出来るようになる。
※4 魔法に失敗ばっかり:
魔法のスキルによって、確実に発動させられる魔法のランクはだいたい決まっている。敵を倒すことが目的なら、確実に発動する魔法ばっかり使っていればいい。ただし、失敗するくらいのランクの魔法を使わないと、魔法のスキルは上昇しない…。
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