UO植物記
UOには、結構いろんな植物が出てきます。
ここでは、目に付いた植物についてちょこっと書いてみることにします♪
ジギタリス
ゴマノハグサ科ジギタリス属ジギタリス ゲーム中ではそこらに生えてます。日本に自生しているとは聞いたことがないので、実際に生えている場所はよく判りません(^^;(見た感じ、山地性の植物のようですが…)
ゲーム中でのグラフィックは、「まぁこんなもんかなぁ…。」という感じです。
この植物、心臓病から来るむくみを取り除く薬効がありますが、安全域は非常に狭く、ちょっとでも量を間違えようなら不整脈を起こしてあっちの世界を垣間見ることができます(^^;
なお、実際に不整脈を起こした場合、どういうわけか非常に明るく輝く輪が見える事があるそうで…手元の資料には、「天国の入り口くらいまでは連れて行ってくれるようだ」なんて書かれてました(^^;
ガマ
ガマ科ガマ属ガマ ゲームでは、湿地に行ったら生えてます。日本での生育地も池などで、わりかし馴染みのある植物ではないでしょうか?(田舎出身者限定? 少なくとも僕には馴染み深い植物ですが(^^;)
『因幡の白兎』で皮をはがれた白兎が、この植物の穂で体をさするよう教えられていますが…そんなに柔らかかったかったかなぁ、この穂?(^^; 手元の資料では調べがつきませんでしたが、薬効があるのかも。
ゲーム中のグラフィックですが…激しく納得が行きません! だって、あれじゃあなんか怪しい植物みたい…。(^^;
→久しぶりに見てみたら、そうでもなかったです(^^;
シロガネヨシ
手元の資料では調べがつかず、詳細不明です(^^; 名前からして葦とかカヤツリグサなんかの類だと思うのですが、日本には自生していない種類なのかも? ゲーム中では、湿地に生えてます。
本物および写真を見たことないので、グラフィックについては何とも言えません(^^;
スイレン
スイレン科スイレン属ヒツジグサまたは、スイレン科コウホネ属コウホネのようです。
今回調べてみて初めて知ったのですが、『スイレン』という植物は(日本には?)ないようで、一般的に『スイレン』というのはヒツジグサあたりを指していると思われます。
しかし、きっちりと丸い感じになっているものは、良く雰囲気を出していると思うのですが…葉っぱが重なっているグラフィックのせいか、サトイモの親戚みたいなものも結構あるんですが…(^^;
■6/9追記
→予想通り、スイレンというのはヒツジグサの仲間の総称を指すようです。『睡蓮』という言葉は、ヒツジグサの漢名とのこと。
亜麻
アマ科?属アマ 手元の野草図鑑に出ていないので、なんでかなぁ? と思っていたら、これって栽培種なんですね(^^; 茎の繊維は織物の原料に、実は油の原料に利用されます。『亜麻』という名前は、『麻に次ぐもの』という意味なので、多分アサよりは繊維の品質が劣るんでしょうね(^^;
ちなみに、『大きい麻』は大…(撲殺)
リュウノヒゲ
ユリ科ジャノヒゲ属ジャノヒゲなんじゃないかと思います。葉っぱは雑草みたいなつんつんしたものですが、特徴的なのは暗い紫色のまん丸な実。山地性の植物ですが、庭なんかにも良く植えられています。
『ゆきうさぎ』には園芸種の写真が多いので、探してみればあるのでは…(他力本願(^^;)
ナデシコ
ナデシコ科ナデシコ属の何かでしょう(^^; なんでこういう言い方するのかというと、お花屋さんで売っている『ナデシコ』は、どうもカワラナデシコ(別ウィンドウに出ますよん♪)か何かの品種改良種みたいなんです。おまけに、ナデシコ科ではないのに『ナデシコ』と名が付いたものもありますし…。
ゲーム中で見つけたときは最初、『激しく納得行かん』てな事を言ってましたが…グラフィックの細かさの都合から考えると、こんなもんでしょうね(^^;
マツユキソウ
山野草の図鑑にも、園芸種が載っている図鑑にも載っていなかったので、どうも日本にある種ではないようです(^^; さすがに、世界中の植物知っているわけではないので、勘弁してください(^^;
■6/9 追記
調べたら見つかりました! 『スノードロップ』の和名だとの事です(でも、スノードロップ自体、名前しかしらんかったり…(^^;)。
原産は、南ヨーロッパ、カフカス地方だとのこと。『マツユキソウ』以外に、『ゆきのはな』とも言うようですよ♪
マウスでクリックして名前が出る植物は、知ってる限りではこんなところです。
「クリックして名前の出てくる植物が少ない!」と文句ぶーたれてましたが、なんだかんだで結構出てますね(^^)
この調子で、まだまだ出てきてくれると嬉しいです(^^)
Mandragora
ナス科マンドレーク属マンドレーク 伝説上の植物と思われがちなこの植物ですが、ちゃんと実在します。引っこ抜いても悲鳴はあげません(^^;
ゲーム中には根っこのグラフィックが出てますが、まぁそのまんまですね(笑)
手元の英和辞典には、「昔、催眠剤や利尿剤として使われた」などと当り障りのない事が書いてありますが…ぶっちゃけて言えば媚薬として使われてました(『媚薬』がなんだか判らない人は辞書調べて…いあ、知らないままでいいです(^^;) 薬効成分というか毒成分の大半はアルカロイドで、幻覚作用なんかがあります。つまり、食べるとイッちゃいます(^^;
→ 試したりしないで下さいね、お願いだから(^^;
Ginseng
マンドレークのパチモンみたいなグラフィックなんで、一体何かと思っていたら…朝鮮人参です、これ。 漢方なんかでおなじみのアレです。
これなら食っても大丈夫そう、とは思いますが、薬草なんて量を間違えたら毒薬に早変わりするものが殆どなんで、安全域があるのかも…。専門家ではないので、断定的な記述は避けます、ええ(^^;
ちなみにもんじゅは、英和辞書で意味を調べるまでは、こいつの事をショウガだと思っていました(^^;
→ 公式HPの解説では、人参ってなってますが…ニンジンと朝鮮人参じゃ、えらく違うでしょうに(^^;
Night Shade(8/11/H14に、実物の写真追加♪)
ナス科ナス属イヌホオズキ 原産は日本ではないそうですが、かなり古い時代に畑の雑草として渡来したらしく、日本にも自生しています。植物図鑑にも、ちゃんと載ってます(笑) 写真はこちら♪(全部合わせて80k弱です)
「ホオズキをちっちゃくしたような黒い実をつける」てな事が手元の植物写真には書いてありましたが…どこがそうやねん!(^^; まぁ、確かに『実』の部分はそうですが…ゲーム中のグラフィックは、結構雰囲気出してますね♪(意見が分かれそうな気もしないでもないが…。)
察しのいい方は予想がついていると思いますが、こいつもやっぱり毒です。毒性は知らないのですが、ナス科なんで、マンドレークをおとなしくしたようなもんでしょう(^^; 『日本三大毒草』に数えられる、同じナス科のハシリドコロも精神錯乱作用ですし。なにげに毒草が多いナス科植物…(^^;
公式HPの解説では、『毒草』ってなってますが…どうやら、『イヌホオズキ』なんてかっちょ悪い名前は出せなかった模様(^^; 神秘的な雰囲気の解説になってますが、しょせん畑の雑草です(笑) 道ばたに生えてます(^^;
また、この草の事を調べてて知ったんですが、ホオズキ自体も毒草(量を間違えなければ薬草(笑))なので、中毒すると同じような症状が出るんじゃないかと思います。ホオズキの方の具体的な症状は、少量でも子宮収縮作用(妊婦が食べると、流産の危険があります)、大量に接種した場合には大脳や呼吸中枢を麻痺させるという、マンドレークなんかよりもよっぽどたちの悪い毒草だったりします。 これも試しちゃやーよ(^^;
Garlic
言うまでもなくニンニクです。おわりっ!(^^;
クモの糸だとか、硫黄の灰だとか、妙ちくりんなものの多い秘薬ですが…ニンニク除けばやっぱり植物も変なのばっかですね(^^; 秘薬のルーツについては、ちゃんと錬金術なんかに沿ったものになってるのかも…調べてみると面白いかもしれませんね♪
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