バージョンアップだ超漢字2!
バージョンアップだ超漢字2!



バージョンアップしてみよう


 win領域が見えないせいで超漢字を使用しなくなってから数ヶ月。パーソナルメディアからバージョンアップのお知らせのDMが来た。ええと、新機能は・・・なになに?縦書きワープロ機能の追加?うち、個人ユースで使ってるから、あんましそういうの、意味ないんだけど。でも、『ご要望の多かった』と書いてあるってことは、縦書きワープロ機能が欲しかったユーザさん、多いのかな?
 その点についてはどうでもいいのだけど、バージョンアップと聞いて一つ気になった点があった。超漢字をインストールした時には、多言語環境をインストールしようとするとパソコンが凍ってしまったが、今回は大丈夫なんだろうか?その点が改善されているのなら、買ってみても悪くはないなぁ(とはいえ、多言語環境をインストールしたとことで、使うかどうかは別の話だが・・・いいやん)。バージョンアップ版もあるというけど、それだと、すでにインストールしてある環境の、モジュールをアップデートするだけだろうから、多言語環境がインストールできるかどうかは甚だ疑問だし・・・。

 そんなこんなで、バージョンアップしようかすまいか迷っているうちに日々は過ぎ・・・ある日、パーソナルメディアのHPに行ってみると・・・ナヌ!?超漢字ユーザが新しく超漢字2のパッケージを買うと、キャッシュバックがあるの?
 キャッシュバック額は¥3000。バージョンアップ版(ビデオなし)の価格が¥4800で、超漢字2の実売価格が(藤沢のシータだと)1万円弱。¥3000のキャッシュバックがあれば、実質¥7000程度で超漢字2の環境にバージョンアップできるのか。そのくらいの価格だと、試してみる価値はある。
 というわけで、さっそく超漢字2を買ってきて、バージョンアップしてみることにする。

 超漢字2のパッケージに入っているのは、超漢字2のCDロムと、『お使いになる前に』、『超漢字入門』、『基本メール』、ユーザ登録はがきや各種お知らせに加えて、『お使いになる前に』のビデオ。ビデオ、いらないけど・・・まぁ、時間があるときに話のネタにでも見てみよう(どうでもいいけど、ビデオは裸で入っていた。ケースくらいつけてくれてもいいのに)。


そういえば、winの領域が見えないのって・・・。


 超漢字2をインストールするにあたって、前回のインストール時には時にはろくすっぽ読んでいなかった、資源についての記述を読んでみることにする。ええと必要なハードディスク資源は、最小構成で約120MB、基本構成で約200MB、最大構成で約300MBか。今時のOSにしては、冗談みたいな少ない資源で済むんだなぁ。さすが、省資源をうたい文句にしているBTRON仕様準拠OSだけある。CPU・メモリ資源は、推奨範囲の最低値は486DX、32MBか。そのくらいの中古ノート買ってきて、試してみたいもんだ(デスクトップは、場所とるからはなからパス)。

 資源についての記述を通り過ぎ、ハードディスクのパーティション関連の説明を読んでいたとき、一つの記述が目に入った。超漢字で使用できる区画の最大長は約4GBまで?そういえば、今のwinの区画は7GB。もしかして、区画が大きすぎて超漢字からはwinの領域が見えないのか?ありそうな話だ。超漢字2をフルインストールする事だし、10GBのディスクを4GB、4GB、2GBのパーティションに切り直してみよう(winとのデータ交換ができないと、ネット上で取ってきたソフトをフロッピーディスクでしかやりとりできないし、超漢字で作ったデータをwinに持っていけないし)。そう考えて、ハードディスクのパーティションを切り直す。で、超漢字2用の区画をフォーマットして起動区画を登録し直し、フルインストールしてみる。インストールの途中で止まることもなく、すんなり成功!

 超漢字2を起動して、早速ファイル変換を起動してみる。これでまたwin領域が見えないと、またもや超漢字2は埃をかぶることになるのだが・・・おっ!win領域が見えた!
 要するに、超漢字が悪かったんじゃなくて、僕がきちんとマニュアル読んでなかったのが悪かったのね。


うちのパソコン、超漢字環境向きじゃないのかも(泣)


 さて、winの領域が見えない問題も解決したことだし、環境設定をする事にする。モデム関係はまたもやシリアルモデムのみ。まぁ、これはモデム出してるところが超漢字用にドライバを作っていない事が悪いんであって、パーソナルメディアを責める訳にもいかないだろう(今のパソコンで、メーカで組んでるものって、ほとんどwin専用マシンみたいなものだし)。linuxみたいに、ユーザがドライバ作ってくれることも期待できないし・・・BTRON仕様準拠のOSユーザって、数いないもんね(泣)。まぁ、これについては、winでウェブに接続して、データはファイル変換で超漢字に持ってくればいいから目くじら立てまい。

 気分を変えて、画面の設定をすることにする。マニュアルには、1024×768で65536色が使えるって書いてあるから、そうしてみるか。今まで256色だったし。あれ?相変わらず、画面・色数の設定のところ、1024×768 256色までしかないんですけど・・・なんで?
 あとでパーソナルメディアのHPを見たところ、PC STATION M250Aでは、1024×768 256色までしか使えないそうだ。がーん!うちのパソコン、超漢字環境に向いてないのか?こんなことなら、フロンティア神代(山口県のパソコンメーカで、ショップブランドのパソコンを販売している。超漢字が出たとき、超漢字をバンドルしたパソコンを発売した)のパソコンでも買ってれば良かったかなぁ・・・。
 使えないものはしょうがない。なんだかんだ言っても、基本的な機能は使えるんだし・・・。(マザーボードから変えたろか、くそ)


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