米軍機の簡単な解説

 ここでは、米軍機の解説を簡単に。
 まぁ、もんじゅの知識はそんなにないので、大したことは書けませし、よく知らない機体のことは書いていません(^^; おまけに、エアダンに出てこないものも混ざっています(笑)
 なお、間違い等の指摘は掲示板等でお願いします(^^;

F-15A/B イーグル

 現代戦闘機の代名詞とも言える、高性能戦闘機です。長い間『世界最強』と言われていましたが、初代のA型開発から約30年経った今では、さすがにそうではなくなった模様。それでも、トップクラスの性能を持つことに変わりはありません。むしろ、特に改修を施さないでも十分通用している所が恐ろしい(笑)
 加速性能・旋回性能・レーダー性能ともに優れ、欠点を探す方が難しいくらいの機体で、軽い機体と強力なエンジン出力に物を言わせた空戦性能は、エアダンiでもトップクラスに入ると思います。
 また、整備性・機能拡張性にも優れているとか。でも、値段は非常に高いです(F-15Jなんて、1機100億を超えているありさま(^^;)
 エアダンiにはA型が登場していますが、現在は改良型のF-15C/D型(C型は単座で、D型は復座だったと思います)となっています。でも、性能そのものはそんなに変わっていないみたいです(エンジンとレーダー性能の向上が主・・・って、かなりデカいやん(^^;)。

F-16A/B ファイティングファルコン

 これまた、現代戦闘機の代名詞とでも言える機体。
 元々は、高価すぎるF-15を補完して機数を補うために開発されたのですが、出来てみたら、F-15に勝るとも劣らない高性能機が出来上がってしまいました。結果として、F-15を凌ぐ機数が配備されています。
 値段が安い(30億程度だとか)上に性能がいい事から、現代戦闘機のベストセラーとなっています。主に改良型のC/D型が使われているようですが、派生機種がめちゃくちゃ多く、もうわけわかりません(笑)
 機体が小さいことから搭載可能な兵器の量はF-15に劣るのは解るとして・・・エアダンiでの空戦性能の扱い、なんかひどくありませんか?(^^; 実際にあんなもんなんでしょうか?

F/A-18A/B ホーネット

 海軍機ファンにはおなじみの、現代を代表するマルチロール・ファイターです。
 原型機のYF-17は選定でYF-16に蹴落とされましたが、その潜在能力に目を付けた米海軍が改良型であるF/A-18を採用・・・というのはよく聞く話ですが、結局の所、空軍とケンカした結果採用されたようです(海軍としては、「着艦可能な機体強度と双発であること」を要求したのですが、空軍の方は「んなのコスト高くなるだけじゃ!」と聞かなかったとか(^^;)
 F-14ファンには「足が短い」だの、「兵器搭載量が少ない」だのと言われ、あんまし詳しくない人からは「あ〜、なんか中途半端な機体らしいね〜」などと散々なことを言われる機体ですが、強力なレーダー、軽快な運動性能、優秀な対地・対空性能等々、万能戦闘機と言うに相応しい機体です。いろんな国が採用している所を見ると、その性能は評価されている模様。気になるお値段は1機50億程度とか。
 エアダンiでは、F-15を凌ぐ旋回性能を持ち、優れた加速性能を持つ機体として登場しています。まぁ、燃料の少なさは玉に瑕ですが(^^;

F-14A トムキャット

 熱狂的なファンの多い、艦載機の代名詞。映画『トップガン』に登場したことも手伝って、最も知名度の高い戦闘機だと思われます。
 可変後退翼というインパクトのある外見は、一度見たら忘れられないでしょう。ちなみに、『マクロス』の『バルキリー』のモデルになっていたりもします(笑)
 広大なレンジを持つレーダー、最大射程が200kmと言われる専用ミサイル『フェニックス』(実戦で当たった試しはないそうですが(汗))、可変翼による全速度領域での良好な機動性能(ホントにそうなのかは知りませんが(^^;)など、戦闘機としての能力はF-15に勝るとも劣らないそうなのですが、機体の複雑さと値段の高さ(F/A-18が2機買えるお値段だそうです(^^;)、運用コストの高さがたたり、おまけに冷戦が終了してしまったために、『過去の遺物』みたいな言い方をされることもしばしば。でもアフガンでは出撃してましたね(笑)
 なお、現在は推力向上・対地攻撃能力を付加したD型が使用されているようですが、A型の推力は非力だとまで言われていました。エアダンiまでに出てくるのは、その非力なA型です(泣)。4でやっとB型が出ます。
 『つばさの初飛行』では、デカい・重い・鈍いとかなり散々な扱いでしたが、エアダンiでは結構いい感じになっています。格闘性能が低いのでやっぱり弱いですが、こればっかしはドックファイトゲームであるエアダンのシステム上仕方ありません(^^;

F-22 ラプター

 エアダンシリーズにはまだ出てきていない機体ですが、有名なのでかいときます(笑)
 冷戦時代に『ATF計画(先進戦術戦闘機計画・・・だったと思う)』で開発された戦闘機で、現代には珍しく純粋な『戦闘機』です。恐るべき空戦性能に加え、ステルス性が非常に高い機体なので(完全ステルスではありません。レーダー波を出してますから)、しばらくこれを超えるものは出てこないでしょう。
 少しその辺を掘り下げて言えば、格闘性能を高めるため、エンジンの推力の方向を変えられる『推力偏向ノズル』を装備しています。また、ステルス性を高めるため、武装は全て機体内のウエポンベイに格納されていたり(撃つ時だけ、ぱかっと開きます。なんかロボットアニメみたい(笑))、レーダー波の波長をランダムに変えていたりします。
 通常出力での推力対重量比も1.5と大きく、スーパークルーズ(アフターバーナーを使わずに音速飛行すること)が可能です。
 このように、非の打ち所のない戦闘機なのですが、値段は当然100億を超える超高級機! まだ実戦配備されていないので、「F-15の性能向上型でええやんけ!」とか、「安いJSFを使え!」とか、「んなものに金かけるくらいなら、無人偵察機をもっと買ってくれ!」などと色々文句を言われているようで、意外と肩身は狭いようです(^^;
(余談)
 この『ラプター』という愛称、日本語では『猛禽類』という意味だそうです。ついにネタ切れでしょうか?(笑)


用語資料室に戻ろう